Pineに日付入力用の新しいパラメータが追加されました

12 1, 2020

Pineでの日時の入力が非常に簡単になりました。input() 関数で新たに input.time タイプがご利用可能となっています。このパラメータを使用すると、TradingViewのユーザーインターフェイス全体で使用されているものと同じ日時のウィジェットを使用して、設定ダイアログから日付をPineに転送する事が可能です。

input.time の時間はUnixタイム形式で設定されますが、日付の初期値を設定しやすくする為に、input() 関数の devfal パラメーターで、いくつかの一般的な日付の形式の文字列定数を timestamp() 関数に渡して呼び出す機能を追加しました。timestamp() 関数では、任意のご希望のタイムゾーンの時刻を指定する事ができ、値はチャート上で選択されたタイムゾーンに応じて自動的に調整されます。例えば、特定の日付の後にのみ取引を開始するストラテジーを作成して、その為に timestamp(“01 Sep 2020 13:30 +0000″) という値を渡した場合、タイムゾーンが UTC-4/5(ニューヨーク時間)のチャートでは、冬時間では午前8:30に、夏時間では午前9:30のローソク足で取引が開始されます。

//@version=4
strategy("Price Channel Strategy with date range", overlay=true)

i_startTime = input(defval = timestamp("01 Sep 2020 13:30 +0000"), title = "Start Time", type = input.time)
i_endTime = input(defval = timestamp("30 Sep 2020 19:30 +0000"), title = "End Time", type = input.time)
i_length = input(defval = 20, title = "Length", type = input.integer)

inDateRange = time >= i_startTime and time <= i_endTime
inCondition = not na(close[i_length])

hh = highest(high, i_length)
ll = lowest(low, i_length)

if (inCondition and inDateRange)
    strategy.entry("PChLE", strategy.long, stop=hh)
    strategy.entry("PChSE", strategy.short, stop=ll)

bgcolor(inDateRange ? color.green : na, 90)

timestamp()input() 関数の詳細については、Pineスクリプトリファレンスをご確認ください。

多くのリクエストを頂いたこの機能がお役に立てば幸いです。引き続きフィードバックやご提案をお寄せください。私たちは皆様のためにTradingViewを構築しており、プラットフォームのアップデートについてのお考えを聞くことを楽しみにしています。

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