【USDJPY】ドル円の上値が重いのは日米長期金利差が要因の一つかもしれない

2021年年初からドル円の日足チャートです。

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今年1月4日につけた高値116.352を未だに越えられていない状況が続いています。

以下は週足チャートですが、週足上は115.50より上は全てヒゲの状態です。
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日足チャートのサブウィンドウには米国10年国債利回りと日本10年国債利回りの差とその100日移動平均(黒)を表示しています。

利回り差は2/15をピークとして下降の流れにあることがわかります。

2021年年初からの動きを見ると、調整局面を除いては概ね100日移動平均の上で利回り差が推移していることが確認できます。

直近では再び100日移動平均線にタッチしに来ていることから、ここを割ってくると調整局面入りする可能性が考えられるでしょう。


利回り差縮小の背景には、米国の10年債利回りの低下が挙げられます。

以下のチャートは米国10年国債の週足です。最後の4本のローソク(2月分)が急騰しています。

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ロシアのウクライナ侵攻状況が悪化するにつれ、安全資産である国債に資金が流れ、結果として米10年債利回りが低下し、日米の利回り差の低下につながっていると見ることができそうです。


※インジケーターのリンクは投稿下部にありますので、金利差を見たいという方はぜひ使ってみてください。
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